親知らず

親知らずの抜歯は「歯科口腔外科」の分野です。当院の院長は、東京医科歯科大学 顎顔面外科(旧第一口腔外科)や地域病院の口腔外科で難しい親知らずの治療を数多く経験してきております。

痛みや腫れについてもご相談ください。斜め、横に生えている場合は、腫れたり隣りの健康な歯が虫歯になったりしやすいので、抜歯を検討します。
また、矯正歯科治療を検討している場合は抜いたほうがよいこともあります。矯正治療を終えた後に、親知らずが生えてくると歯並びを乱すことがあるためです。

抜くか抜かないかの判断も含めて、診断を行っておりますので、心配な方はご相談ください。

当院の親知らず・よくあるご質問(院長より)

親知らずの治療回数(通う回数)と料金の目安

1回目 初診:検査・レントゲン撮影・投薬 約3,300円
2回目 スケーリング(歯石除去)、クリーニング
*無い場合もあります
約2,600円
3回目 抜歯 約5,000円
上下2本ですと約6,000円
4回目 抜糸・消毒 約400円
  • 上記料金は目安でケースにより前後します。
  • 親知らずに痛みが出ている場合、麻酔が効きづらいため、まずは炎症を抑える飲み薬を処方します。すぐに抜けないことがほとんどです。
  • また口腔内の細菌(ばい菌)を極力減らしたいため、事前にクリーニングを行います。傷口にばい菌が入ることによる感染リスク(2次感染)を抑えるためです。事前クリーニングは絶対条件ではありませんが、口腔外科出身で感染の怖さを分かっているため、このような診療方針を取っています。
  • 炎症を起こしていない場合は、1回目の診療時に診断と口腔内清掃を行い、2回目の診療で抜歯することも可能です。ご希望の場合は予約時にお伝えください。
  • 腫れて痛みが出ている場合で「どうしても初診で当日抜きたい」というご希望の場合は、理論上抜けないことはないのですが、麻酔が効きづらいです。

1回の抜歯にかかる時間

水平埋伏や完全埋伏の親知らず図

水平埋伏、完全埋伏、骨の癒着、顎の骨の硬い方(抜きにくい方)、捻転など5~15分でほぼ全てのケースを抜いております。

ただ我々ドクターもスーパーマンではありませんので、ホームペー上で大きな事も言えません。はまる時ははまり30分くらいかかるケースもあります。(大学病院時代は難症例ケースを日々悪戦苦闘しながら…そして今があります。)

1回の治療で抜ける本数

基本は1回の通院で1本ですが、ご希望やケースにより同時に2~4本抜歯も可能です。上の左右2本は大丈夫なことが多いですが、下の左右2本同時ですと両方の歯で噛めなくなるので、患者さんとの話し合いの上決定いたします。

術後の腫れについて

当院の統計としては、8割くらいの方が腫れています。まず腫れると思ってください、とご説明しています。腫れの度合には個人差があります。

他院で断られたケース(私の場合、抜歯できますか?)

他で抜歯を断られた、どうも大学病院には行きたくない、…等、難易度の高いケースでもご相談ください。この場合、事前に直近(最新)のレントゲンデータなどがあればお持ちください(プリントアウト不可、USBやCD等のデジタルデータで)。当院でX線撮影をしなくて済みます。

親知らずを抜く理想的な年齢

20代女性

痛みがない場合、一刻を争うわけではありませんが、骨の柔らかい20代くらいまでのうちに抜くのが理想的です。患者さん側の負担も最小限で済み、ドクター側の施術も比較的簡単で時間がかかりません。

遅くとも抜歯は30代半ばまでに行う方が良いです。年齢を重ねていくと顎の骨が硬くなってきますので、抜歯の難易度はどんどん上がっていき、患者さんのお身体への負担も大きくなります。

子ども(お子さん)の親知らず

高校生くらいから親知らずが生えてきます。お子さんの親知らずについてもご相談ください。

矯正歯科前の便宜抜歯

親知らず

矯正治療前の親知らずの抜歯も受け付けております。矯正歯科の先生方はご相談ください。

また一般歯科開業医の先生でも「8番の抜歯だけを依頼したい」というご相談も多く受け付けております。ご相談ください。

親知らずの移植

親知らずを抜いて、手前の奥歯の位置に移植することも可能です。上の親知らず(8番)を下の臼歯(6番)へなど、上手くいく可能性が高いです。移植も保険診療で行っています。

当院の親知らず抜歯に対する姿勢

歯科口腔外科医

大学病院の口腔外科出身で、たくさんの難症例親知らずを抜いてきました。

他院で断られたケースでもご相談ください。なるべく大学病院に紹介せず一診療所で完結する親知らずの抜歯を目指しています。

大学病院などの大きな施設での抜歯を勧めるケース

  • 全身疾患のある方
  • 大きな嚢胞を伴っている
  • 病理組織検査が必要になる場合
  • 大きな病変があり全身麻酔が必要になる場合
  • 顎の骨折を伴っている場合(外傷)

このような場合でも各方面の口腔外科にコネクションがありますので、この方の症状の場合はどこに紹介するればよいか、という最適な判断が当院では可能です(紹介先が一辺倒ではないです)。

近場の大学病院よりも少し足をのばしていただいて、その方にとって最適な病院を受診されたほうがより良いと考えております。

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